独自技術

弊社独自の特許技術は、ただ単に斬新なだけでなく、常に実用化を考慮して上で成り 立っています。 実際にフジ式直壁型ハイブリッド最終処分場で運用され、環境保全や安全対策に多大 な効果を発揮しました。 さらに、環境分野において次世代に向け新たな安心・安全を提供すべく数々の独自技 術の研究開発を進めています。

■フジ式直壁型最終処分場

形状が直掘りの施設であるため、従来の45度の法面が無く壁面は垂直となっています。廃棄物との接地面が少なくなることにより、側面シートに対して縦方向の力が働かないので遮水シートの破損がありません。また、平地での直掘りによる形状のため、埋立て中および埋立て完了後の地盤の安定性が高く、跡地利用がスムーズに行えます。
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*** 各種特許技術を使用した最終処分場の例 ***


神奈川県湯河原町真鶴町衛生組合一般廃棄物最終処分場完成予定図

■フジ式盛土材圧密整形工法

廃棄物を原材料とし、重金属固定剤と高炉セメントを投入、混ぜあわせた後、圧密成形ヤード(=区画)に投入し6tの専用バケットで圧密成形を行ないます。最上部にモルタルおよび砕石で被覆層を形成してキャッピングし、敷き鉄板と重りを載せ、膨張を抑制します。 養生期間経過後は、コンクリート構造物と同様の仕上がりとなり、このような区画を平面的に連続し、また上下層において繰り返されることで最終処分場全体が一体の強固な地盤として再生されていきます。
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■フジ式雨水遮断管理工法

盛土材の圧密整形完了後の上部雨水と盛土材の圧密整形本体を完全に遮断することができ、管理範囲の区分が可能となりました。これにより跡地の多目的利用が可能となります。
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■フジ式2系列浸出水処理施設

水処理施設は法律で定められた放流基準を上回る厳しい自社基準をクリアする能力を有し、さらに同じ能力の処理ラインを2系列備えて、万が一1系列が停止しても支障なく水処理が行える万全なシステムえを構成しています。

■フジ式浸出水・集排水収支管理システム

施設内の気温、湿度、降水量、浸出水量、処理水量を計量し、施設内で使用する製造用水量を含めたデータを収集分析し、集排水の収支を総合的に管理するシステムです。 施設設置場所における実際の気象データに基づくことで局地的な天候に対応した極めて信頼性の高い集排水収支を把握することを可能としています。

■フジ式原材料位置特定管理システム

所定の区画を決めて盛土材を圧密成形することにより、いままで不可能だった原材料として受入た廃棄物及び再生品のトレーサビリティーを確保しました。 フジ式原材料位置特定管理システムにより原材料として受け入れた廃棄物の種類、排出者名、盛土材製造方法、製造年月日、使用年月日、使用面積、数量、使用位置が即座に特定でき、お客様に対して信頼に足る明確なリサイクル証明書を発行できるようになりました。

■水銀処分場

底版構造体を、第1防水構造体と、その上にそれぞれの養生期間を経て下層側から順次構築される複数の鉄筋コンクリート層で構成すると共に、側壁部を、底部から立ち上げられた鉄筋を主筋とする鉄筋コンクリートにより、鉄筋コン クリート層との一体物として形成し、これら一体物の表面を、第2防水構造体で被覆することで、水銀含有廃棄物の処分に対応できる最終処分場としています。

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■特許・実用新案・商標登録

■フジ式循環システム紹介

PDF版
スライドショー版
フジ式循環システム紹介動画

■プレスリリース

プレスリリース(2016年7月8日)
「フジ式クローズド型最終処分場コアシールドシステム」
  
プレスリリース(2016年7月8日)
「一般廃棄物並びに産業廃棄物管理型最終処分場の
早期廃止並びに跡地の農地利用」

■対談

対談(2016年8月31日)
「これからの最終処分場のあり方」